139回目は朝秋葉⑤―マタタビの虫こぶ
今回の秋葉山登拝は4月21日以来となりましたので、白くなったマタタビの葉を見てはいませんでした。秋葉山の麓に育つマタタビの木。見上げたマタタビの枝になっているのは、マタタビの実にマタタビミタマバエが卵を生むことによって出来た虫こぶ「マタタビフクレフシ」。「何だ、虫こぶか」と思われるかも知れませんが、実は漢方薬で言う木天蓼(もくてんりょう)とはこの虫こぶのことなんです。
中のマタタビミタマバエを殺した虫こぶを乾燥したり粉末にしたりして、マタタビ酒にすることも。もちろん、虫こぶになっていない実からもマタタビ酒は作られますが、普通の実よりも虫こぶの方が滋養強壮の効能が高いのだそうです。
まあ、お酒が飲めない私にとってはどうでもいい話題。マタタビ酒じゃなくて麦茶で喉の渇きを癒しながら、さあ、前へ上へ。
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