大通山瑞雲寺を訪ねる④―秋葉山常夜燈
瑞雲寺境内にある「秋葉山」と刻まれた「永代常夜燈」。決して大きなものではありませんでしたが、竿部の側面には「寛政八辰九月」と刻まれていましたので、西暦1796年の建立です。
瑞雲寺の開創は応永6年(1395)的伝一着(てきでんいっちゃく)によるとされ、4年後に快宗一如(かいそういつじょ)へ譲渡。寛政8年建立の常夜燈が残っていても不思議ではありませんが、かなり古いものであるのは間違いありません。
もしかしたら、元は寺の外にあったもを、区画整理のタイミングで境内に移されたのかも知れません。
私の知る限り、旧竜洋町で一番古い秋葉山常夜燈は文化10年(1813)建立ですから、それより17年前に建てられたことになります。
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