桜満開の天竜川左岸堤防⑦―イタドリとツクシ
テレビでは北海道の天然野草「大痛取(オオイタドリ)」を配合したサプリメントのCMが流れていますが、天竜川河川敷に生育しているイタドリだって、利尿、便秘、膀胱炎、月経不順、神経痛、リウマチ、疲労回復などに効用があるとされる薬草なんです。
イタドリの新芽は赤みがかかっているのですが、 これは芽吹いたばかりの若い葉の中の酵素などが出来ていないうちに強い日光を受けると、葉の葉緑体が壊れてしまうことを防ぐためとのこと。野草たちは生き抜くため、必死に工夫しながら進化して来ているのです。
ツクシはトクサ目トクサ属に分類されるスギナの胞子茎。つまり、ツクシは植物名ではないのです。それでも、これを「ツクシ」と呼ばない人はいないでしょう?漢字で書くと「土筆(土に刺した筆)」。英語では「horsetail(馬の尻尾)」。「スギナ」に相当する英語名は・・・?
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