佐久間⇒東栄町⇒県道9号⑥―「蔦の渕」
久しぶりに走った国道473号、大千瀬川沿いの道。「煮え渕ポットホール」の次の立ち寄り地は、「とうえい温泉」の裏手にある「蔦の渕」。「奥三河のナイアガラ」とも呼ばれている、幅約70メートル、落差約10メートルの大滝です。
「蔦の渕」の名は、植物の蔦とは関係なく、昔お蔦という女性が滝壺に身を投げたという伝承が滝名の由来。そうだと知ると、ただの観光地として見るわけにはいきません。展望台まで歩き、滝壺を覗き込めば、深くて青い水の底には、何か住んでいそう。
思った通り、「蔦の渕」には「古来より竜神が住むと信じられ、椀貸し伝説や、雨乞いの霊場として、人々に厚く信奉されてきました」との伝説が。私も、一雨欲しいと思ってはいましたが、かと言ってこの日(8月2日)に降られたのでは困りますから・・・
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