青谷の初夏を歩く③―クワの実とコウゾの花
下を見たり上を見たりしながら青谷(あおや)の里山を歩きました。すると、赤く色づいたクワの実がなっているのに気づきました。クワの実の一部はもう黒く色を変え、すでに熟している感じ。
でも、私はクワの実を食べるのは苦手。手を伸ばそうとは思いません。
緑色のボールから赤紫の糸状の花柱を伸ばしていたのはコウゾの雌花。どちらもクワ科の植物ですが、クワの葉はカイコの餌に、コウゾの樹皮は和紙の原料に。
クワもコウゾも、人々の暮らしの近くに広がる自然、里山に相応しい植物に違いはありません。
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