4月半ばの桶ヶ谷沼を歩く⑦―ナガミノヒナゲシとマツバウンラン
そろそろ咲き始める時季を迎えたオレンジ色の花は、地中海原産のケシ科ナガミノヒナゲシ。ナガミノヒナゲシには麻薬の原料となるモルヒネは含まれてはしませんので、駆除の必要はありません。しかし、茎や葉にはアルカロイドが含まれていますので、気安く触るのだけは止めてください!
ゴマノハグサ科のマツバウンランも今が花の盛り。こちらは北米原産。いつの間にか日本の自然に馴染み、今や我が物顔に茂り、紫色の花を咲かせています。
外来種の日本への定着。植物の世界では、私たち人間社会よりも国際化が進んでいるみたい。母国の人たちは、日本に自生しているナガミノヒナゲシやマツバウンランを見て、どんな気持ちを感じているのでしょうか?
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