第1回「秋葉山参拝ハイキング」⑮―輝く杉の道
荒れた抉れ道は、どうしても視線を足元に向けて歩くことになりますが、たまには足を止め、腰を伸ばして見上げてみましょう。すると、射し込む朝日に照らされ、杉やヒノキがまだらに輝いているのが見られます。
特別な景色とは思われないかも知れませんが、これは太陽の高度が下がり、入射角が低くなった冬ならではの景色。こんなところにも、季節が進んだことによる変化を感じることができるのです。それが、毎年繰り返される自然のサイクル。一年中、季節を問わずに秋葉山に登っている私でも、決して飽きることはありません。
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