台風被災の小國神社境内地④―宮川脇の倒木
宮川左岸道路を奥に向かって歩いて行くと、宮川脇では何ヶ所かで倒木が発生しているのが見えました。
近くまで行って確認してみると、倒れていたのはヒノキや杉。台風15号による被害であるのは間違いありませんが、強風によるというよりも、宮川の激流に根元の土を流されて倒れたもの。ヒノキや杉などの針葉樹は、背が高い割には広葉樹ほどに根が広範囲には広がりませんので、基盤が崩れると倒れやすいのです。
台風15号によって発生した災害は、静岡県西部地方では強風よりも豪雨によるものが多かったのは間違いなさそう。小國神社境内地の様子からも、県内各地で起きた被災状況が想像されました。
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