雑草オリンピック春季大会④―アブラナ科
ナズナ、タネツケバナ、スカシタゴボウなどはアブラナ科。キャベツ、ダイコン、小松菜、白菜など、アブラナ科の野菜は食卓に上らない日はありません。
ブロッコリーやカリフラワーを覗けば、食用されるのは葉や根。でも、「アブラナ(油菜)」の名は、種子を絞って油を採取するために栽培されて来た作物だから。
ナズナ(右上の写真)、タネツケバナ(左上の写真)、スカシタゴボウ(右の写真)などは花の数の多さを競っているようにも見えますが、実は種飛ばし競技へのエントリー。花が終われば実がなって、実の鞘はパチパチと弾けて種飛ばし。より遠くへ種を飛ばした草が勝ちです。
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