北遠の秘境・夏焼集落を訪ねる⑧―神社
前回、「『ナニコレ珍百景』夏焼集落を訪ねる」で紹介したのは、平成26年(2014)のレポート。あれから7年が過ぎましたが、神社などはあの時のまま。
神社よりも上の段に祀られている庚申の本尊「青面金剛」には、あの時と同じ剣形奉斎品、草履や御幣が奉納されてはいましたが、どれも新しいものではありません。
現在、家が残る場所、かつて家があった場所は石垣で区切られ、それぞれには墓があったと思われる痕跡も。
今回、初めて気づいたのは「水天宮」と刻まれた石塔。これは、天竜川の洪水を怖れたものか?あるいは、「夏焼」の名に残された焼畑農業に欠かせない水の恵みを願ったものか?
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