川合の八坂神社を訪ねる③―神妻神社の榊鬼
川合の八坂神社の社殿内に飾られている1枚のモノクロ写真は、神妻(かづま)神社の榊鬼。かつては、佐久間町半場の神妻神社でも「花の舞」が奉納されていたのですが、近頃では氏子の減少などの理由で行われてはいません。
写真の榊鬼は、神妻神社の祭礼の時、川合の人たちが舞った時のもの。お面は川合のものではなく、神妻のものとのことで、川合のものよりも少し小さかったと話してくれました。
川合の人たちの間では、三河の「花祭り」は、先に神妻に伝わり、川合へと伝わったのはその後ではないかと考えているとのこと。
詳しい経緯は、遠州常民文化談話会編著の「佐久間の民俗」を参考にしてください!
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