牧之原市・石雲院を訪ねる④―総門と参道の丁石
石雲院の文化財は総門と参道の丁石も。牧之原市の公式HPの「石雲院」の「総門」の項には・・・
元亀年間(1570頃)の武田・徳川の兵火によって石雲院は焼失しましたが、林叟院六世の哉翁宗出和尚によって天正11年(1583)伽藍を再建し、輪番を再開しました。総門が始築されたのは江戸初期といわれています。「大圓覚」の額は江戸初期の禅僧月舟の書です。形式は高麗門です。
総門は朱塗りの高麗門。それほど凝った建物とも思えませんが、石雲院に現存する中では、最古の建築物です。
そして、「参道の丁石」は・・・
石雲院には元禄と明治の2回に丁石が建てられています。元禄丁石は、元禄7年甲戌(1694)に切山の石工仁左ェ門が武州の浄牧院檀家の有志の菩提を供養するために建てた物である。明治丁石は、明治42年(1909)の開山忌に建てた物で、静岡市の北村市二郎が寄進した物である。
・・・とのこと。丁石にも興味はありますが、私は丸い川石を使った石積みも気になりました。
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