季節が進む小國神社境内地を歩く⑥―トチバニンジンとヤブニンジン

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2020年07月03日 05:42

 新型コロナウイルスの感染終息を願い、全国各地で「サプライズ花火」が打ち上げられたニュースが流れました。6月1日には浜松市でも。私は翌朝の新聞で知っただけでしたが、小國神社境内地でもトチバニンジンの花火が打ち上げられていましたので、ちょっと嬉しくなりました。

 6月28日の小國神社には観光客がいっぱい。車を止める場所を探すのに、駐車場をウロウロ。少し時間がかかりました。密になる社殿前には向かいませんでしたが、宮川沿いの道にも水遊びを楽しむ家族連れやハイキング客が多く見られ、ちょっと心配に。

 そんな不安な気持ちで眺めたトチバニンジンの赤く色づいた実。まさに「サプライズ花火」です。

 ヤブニンジンの花は、少し地味な手持ち花火。線香花火程度かも知れませんが、これだって、日本を元気にする花火。花火も火花も、元々、「花」に例えられて名付けられたのです。

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