「春の彼岸」の葦毛湿原⑪―キジムシロとカンアオイ
枯れ草の中で、一際目立つ黄色い花―「ヘビイチゴかな?」とも思ったのですが、キジムシロのようです。
地面に広がる葉を「雉(きじ)の座る筵(むしろ)」に見立てた名前とのことですが、私には「筵」にも見えませんし、ましてや「雉の座る」などとは思えません。何という想像力でしょう!
ヘビイチゴではありませんので、イチゴは成らないそうです。
カンアオイにも地味な花が咲いていました。こんな花に気づくのは、私と蟻さんくらいなもの。すれ違った人から「何してるの?」と聞かれましたので「カンアオイの花が咲いてるもんだから」と答えたのですが、「ふーん」と言って行っちゃいました。きっと、怪しい老人だと思われたのでしょう・・・。
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