2020年、早春の獅子ヶ鼻公園を歩く⑨―小さな土柱
獅子ヶ鼻公園の歩道脇の斜面で目に付くものは、「土柱(どちゅう)」と呼ばれる細長い柱上の土。石や岩塊の下の軟らかい土砂の層が雨水の浸食作用から保護され、柱状に残ったものが「土柱」です。
徳島県の浸食地形「阿波の土柱」は国の天然記念物。そこまでは行きませんが、獅子ヶ鼻公園にもこんな「土柱」がいっぱい。
獅子ヶ鼻公園の「土柱」は、日本列島が出来た造山期ではなく、日々の雨水によって出来たもの。気づいてしまうと、こんなに小さな「土柱」でも気になりますね。
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