葦毛湿原の秋の花⑦―赤い実
赤い実はまだ爆ぜてはいませんでしたが、ニシキギ科ニシキギ属のマユミはニシキギにそっくり。枝に翼がないのが見分けのポイントですが、ピンク色の実もニシキギと勘違いしてしまいそう。枝がよくしなるため弓の材料として利用されたのが「真弓(マユミ)」の名の由来です。
メギ科メギ属メギの実は色づき始めたばかり。葉や枝の煮出し汁が目薬として使われたから「目木(メギ)」。目薬としてだけでなく、胃薬や炎症止めにも使われた薬草です。
マユミやメギの赤い実も、ニシキギやメギ科の代表格・南天(ナンテン)に負けない縁起木。令和2年も好い年になりますように!
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