葦毛湿原の秋の花⑥―キセルアザミとノダケ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年11月07日 05:37

 北遠の山で咲く「絶滅危惧種」ワタムキアザミに似て、横向き・下向きに花を咲かせているアザミは、湿地を好むキセルアザミ。名前の由来は、花の付き方が煙管の雁首に似ているから。湿地に生えることからサワアザミ(沢薊)、若葉を食用にすることから、真のアザミという意味でマアザミ(真薊)とも呼ばれています。

 セリ科シシウド属の暗紫色の花はノダケ。同じ仲間では白い花がほとんどですから、ノダケの花の色は特殊で目立ちます。でも、出会った時には何だか分からず、とまどいました。

 【関連記事】葦毛湿原の秋の花①―ヤマラッキョウ
 【関連記事】葦毛湿原の秋の花②―イワショウブとサワギキョウ
 【関連記事】葦毛湿原の秋の花③―シラタマホシクサとワレモコ
 【関連記事】葦毛湿原の秋の花④―食虫植物
 【関連記事】葦毛湿原の秋の花⑤―サワシロギクとスイラン
 【関連記事】葦毛湿原の秋の花⑦―赤い実

 【関連記事】秋の葦毛湿原を歩く①―ホソバリンドウ
 【関連記事】秋の葦毛湿原を歩く②―モチツツジの返り咲き
 【関連記事】秋の葦毛湿原を歩く③―コショウノキとタンキリマメの実
 【関連記事】秋の葦毛湿原を歩く④―浜名大橋とアクトタワー
 【関連記事】秋の葦毛湿原を歩く⑤―色づいた葉とアサギマダラ

 【関連記事】秋の葦毛湿原⑥―キセルアザミとスズカアザミ

関連記事