木曽駒ヶ岳・夏の高山植物探訪㉜―下りのロープウェイ
下りのロープウェイは午前10時30分発の「宝剣号」。上りで乗った満員の「木蓮号」では後ろ側に立たざるを得ず、「三段の滝」も「日暮の滝」も十分に眺めることはできませんでしたので、下りでは敢えて最後尾に立つことにしました。
日本一高い標高2612メートルの「千畳敷駅」を出発。上りで7分半だったロープウェイですが、下りはもっと早いはずなどと考えるのは、とんだ勘違い。当たり前の話ですが、ロープウェイは上りも下りも同じスピードで、かかる時間も同じです。
三段の滝
日暮の滝
そして、上りとは反対方向になりますので、「三段の滝」が先に現れ、次に「日暮の滝」。高所恐怖症の私ですから、前に乗って下を見るのは苦手ですが、途中で通り抜けた霧のおかげで、恐怖感は半減。中間で満員の「宝剣号」とすれ違い、「三段の滝」も「日暮の滝」もしっかりと眺め、撮影することができました。
そして、高低差950メートルを一気に下り、無事に標高1662メートルの「しらび平駅」に到着しました。
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