『半分、青い。』岩村城下町を歩く⑬―旧岩村郵便局とポスト
岐阜県恵那市岩村町の本町通りには古い商家や町家が軒を連ね、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。旧岩村郵便局は昭和3年(1928)に建てられた木造2階建の洋風建築で、旧掛塚郵便局にも似た昭和初期の局舎の雰囲気を今に伝えています。
令和に生きる私たちから見ると、江戸や明治の建物と軒を並べるレトロな洋風建築にも違和感はありませんが、当時の人々にとっては見たこともないハイカラな建築。さぞや、時代の先端を感じていたことと思われます。
通りには、今となってはこれもレトロな赤い丸型ポストも数本残されています。そして、現在の郵便局前には、明治20年頃に使用されていたという、「目安箱」に似た角形の木製ポストも復元され、今も現役ポストとして利用されていました。
関連記事