中山道の妻籠&馬籠へドライブ⑲―「ねぶ茶」と恵那茶
馬籠のお茶と言えば「ねぶ茶」。「ねぶ茶」はいわゆる茶葉を使ったお茶ではなく、マメ科のカワラケツメイを使ったお茶です。
本来、亜熱帯性である茶は寒さや雪には弱い植物。馬籠は茶産地の静岡県と比べると気温が低く、霜の害を受けやすいため、茶の栽培に向いた地域ではないはずです。だから、茶葉ではなく、カワラケツメイを使ったお茶を飲んでいたんだなと思っていたのですが、馬籠にも茶畑がありました。
きれいに刈り込まれた茶畝を見ると、ちょっと不思議な感じを受けましたが、実は馬籠は「恵那茶」と呼ばれる茶葉の産地として江戸時代から知られていたみたい。思い込みはいけませんね。気を付けます!
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