諏訪大社を訪ねて⑥―御柱
諏訪大社を語る時、忘れてはいけないのが御柱(おんばしら)。上社前宮、本宮、下社秋宮、春宮の二社四宮のすべてに、御柱が立っています。
諏訪大社の御柱祭が執り行われるのは「7年に一度」。今風に言えば6年に1度なのですが、年齢と同じように数え年で言うため「7年に一度」とされていましたが、今では「7年目ごと」などと言われるようになったそうです。
平成26年(2014)の訪問でしたから、二社四宮には前回の平成22年(2010)に立てられた御柱が各宮4本ずつ、計16本。太い欅(ケヤキ)柱が、社殿を囲む四隅に立っていました。
御柱の由来については、出雲の国譲りに反対して諏訪湖畔に逃げて来た建御名方神 (たけみなかたのかみ)の霊を封じ込めるための結界として、四隅を仕切ったとの説もありますが、私が見た限り、諏訪では小さな社や石碑でも四隅に杭が立てられていましたので、それとは別の古来の風習があるのかも知れません。
御柱のすべてを撮り尽くしてはいませんが、並べて紹介させていただきます。
前宮一之御柱
前宮二之御柱
前宮三之御柱
前宮四之御柱
本宮一之御柱
本宮二之御柱
秋宮一之御柱
秋宮二之御柱
春宮一之御柱
春宮二之御柱
春宮三之御柱
春宮四之御柱
雰囲気が伝わりましたでしょうか?
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