奥山方広寺を訪ねる⑦―「哲学の道」と「延命半僧杉」
「らかん坂」を下りて分岐を左手に進路を取ると、そこは「哲学の道」。哲学者西田幾太郎が思索にふけりながら散策した京都の「哲学の道」を模して、「禅哲学の道⇒哲学の道」と名付けられたとのことです。
途中にあるパワースポットは「延命半僧杉」。「明治十四年(一八八一年)奥山大火の難を受けた後、幹の中が炭化したまま再生し百三十年以上の時を生き続けたという大杉の切株です。」とのことで、「延命厄難消除」のご利益があるようです。
実は、浜松市指定天然記念物の「半僧杉」はもう1本あります。こちらの解説看板にも、「延命半僧杉」と同じ由来が紹介されています。
果たして、どちらが本当の「半僧杉」なのか?真相は奥山方広寺の中にあります。
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