「龍山、ぽちゃん」の「龍」①―木と銅板の「龍」
天竜区龍山町の旧龍山北小学校の校舎の教室をアート作品で彩る催し「龍山、ぽちゃん」を利用した前向きのアートイベントを訪れました。驚いたのは、昔を懐かしむだけではなく、前向きの作品が並んでいたこと。今は使われなくなった教室でも、こうして利用すれば、新しい思い出が生まれるのです。
先ず紹介するのは、龍山の「龍」、来年(2024)の干支「辰=龍」の作品。校舎の入口には、金属造形家・横地敬さんが制作した「龍」は、体は龍山の山から切り出された木の枝を輪切り、鰭は銅板。
鰭に銅板を使ったのは、龍山には銅鉱石を産出した峰之沢鉱山があったから。これは、作者本人から教えていただきました。
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