小國神社境内地、9月の自然⑨―ガンクビソウとヒメサジガンクビ
独特な形をした花を咲かせていたのは、キク科のガンクビソウ(右の写真)とヒメサジガンクビ(左下の写真)。「ガンクビ」とは、花の形をタバコを吸う時に使われた煙管(きせる)の雁首(がんくび)に見立てた名前。
さらに言えば、「雁首」はカモ科の渡り鳥の雁(ガン、カリ)の首のこと。雁の首⇒煙管の雁首⇒ガンクビソウ・ヒメサジガンクビというわけです。
酒もタバコも無縁の私にとって、ガンクビソウもヒメサジガンクビもただの野草。私じゃなくても、雁首が何か分からない若者たちが多くなっているのでしょうね?時代は変わっているのです。
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