西地区自治会長による「掛塚歴史さんぽ」⑥―つるや酒店と水路跡
靏谷家住宅主屋「つるや酒店」は国の登録有形文化財。建てられたのは明治初期とされていますので、旧津倉家住宅よりも古い店舗付き住宅。1階も2階も梁や腕木を前方に突き出し、その分だけ軒の出を大きく広くした出桁造りですが、道路拡張によって軒先が短く切り取られたようです。
竜洋西地区自治会長たちに知っていただきたいのは、「つるや酒店」から「横町ふれあい広場」へと続く道路の真ん中に見られる暗渠。これこそ、かつて水運の町であった掛塚に残る歴史遺産。商業港であった掛塚湊と町部とを結んだ物流は、地域内に張り巡らされていた水路を使って行われていたのです。
車で通っても気づくことが難しい掛塚の歴史。こうして歩くことにより、初めて見えて来ることもたくさんあるのです。
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