初夏を感じる小國神社境内地の自然⑩―トウゴクミツバツツジ
小國神社境内地で一番目立っていた花と言えば、やはりミツバツツジでしょうか?ツツジの仲間には常緑種と落葉種とがありますが、落葉のミツバツツジは葉が出る前に花が咲きますので、濃いピンク色の花は一段と華やかに見えます。
枝先で芽吹いた新芽の数は3枚ですから「三葉躑躅(ミツバツツジ)」であるのは間違いありませんが、よく見ると雄蕊の数が多いようです。いわゆるミツバツツジなら雄蕊の数は5本。しかし、このツツジの雄蕊は10本あります。
・・・ということは、ミツバツツジではなく、ミツバツツジの仲間のトウゴクミツバツツジ。これが正解のようです。
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