2021年、ギフチョウに会いに枯山へ②―初見は3月6日
2021年、私が初めてギフチョウと出会ったのは3月17日でしたが、現地で出会った人の話では、今年の初見は3月6日だったとのこと。年々早くなっているとは言え、これは驚きの早さです。
強風が吹き荒れたにも関わらず、枯山にあった温度計が示す気温はすでに「24℃」。体感とはずいぶんの差です。
スプリング・エフェメラル(春の儚いもの)と呼ばれるべき生物は、セツブンソウやニリンソウなどの植物だけでなく、ギフチョウだって短い命を生きるのです。私たち人間が感じる気温よりも、ギフチョウが感じる気温差の方が正確。
この春のうちに、もう一度、会いに行こうと思っています。
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