雨上がりの大渓(おおたに)歩き①―セイタカアワダチソウ VS ススキ
前日の雨が上がった10月20日、久しぶりに天竜区山東の大渓(おおたに)の林道を歩きました。先ずは、天竜川左岸の堤防道路を走行。その間、見えるのは堤防斜面も河川敷も黄色の世界。それはそれできれいじゃないわけでもないのですが、そこに繰り広げられているのはセイタカアワダチソウ VSススキの戦い。
北米原産のセイタカアワダチソウは根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出し、在来種であるススキなどを駆逐し、日本全土をほぼ制圧。これが、あの黄一色の世界で繰り広げられている戦いの裏側。
1時間20分歩いて登った大渓の山頂付近も、セイタカアワダチソウ VS ススキの戦場。近頃、ススキの反撃が始まっているとも言われています。遠くから見ると、春の菜の花畑のように見えなくもありませんが、私としてはやはりススキを応援したくなりました。
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