触れて、感じて、味わって―北遠の自然④―ニシキソウの仲間とマユタテアカネ
コニシキソウ(右の写真)やオオニシキソウ(左下の写真)は、どこででもよく見る畑雑草。「錦草(ニシキソウ)」とは、赤い茎の色と緑色の葉を錦に例えて名付けられたそうですが、仲間の中ではニシキソウだけが在来種で、コニシキソウもオオニシキソウも北米原産の外来種。大相撲で東の大関まで上り詰めた人気力士の小錦だって、今は日本籍ですが、元を正せばハワイ出身でした。
対生した葉の形は、何となくトンボが翅を広げているみたい。と思ったのかどうかは分かりませんが、近くにやって来たトンボはマユタテアカネの未成熟の♀かな?
スベリヒユ、ベニバナボロギクの葉もクズの花も食卓に並びましたが、コニシキソウとオオニシキソウは食卓には上りませんでした。
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