3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く⑥―ヒメウラナミジャノメ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2020年04月26日 05:24

 翅裏のさざなみ模様の蝶は、ジャノメチョウ科のヒメウラナミジャノメです。この日(4月19日)の桶ヶ谷沼ではたくさん飛んでいました。

 ウラナミジャノメに似ていますが、少し小さいのでヒメウラナミジャノメ。ウラナミジャノメは近年急激に減少しており、環境省レッドリスト「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定され、出会うことは困難。

 「ヒメ」付きと「ヒメ」なしとでは、後翅表にある蛇の目紋の数が違うのです。写真では翅表が分かりません。「ヒメ」が付けば、少し小さいのだろうとも思ったのですが、実は大きさもほとんど差がないようです。

 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く①―ヤマフジ
 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く②―クロスジギンヤンマ
 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く③―コチャバネセセリ
 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く④―カマツカとコバノガマズミ
 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く⑤―セリ
 【関連記事】3密を避け、桶ヶ谷沼を歩く⑦―エフクレタヌキモ

 【関連記事】GW3日目は桶ヶ谷沼へ②―ヒメウラナミジャノメとコジャノメ
 【関連記事】梅雨時の「あいづき昆虫館」④―ヒメウラナミジャノメ
 【関連記事】桶ヶ谷沼の自然を歩く②―ヒメウラナミジャノメ、コジャノメとヒカゲチョウ

関連記事