「春の彼岸」の葦毛湿原⑦―アケボノミヤマシキミ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2020年03月29日 05:55

 秋葉山表参道で出会うミヤマシキミは白花ですが、豊橋自然歩道で出会ったミヤマシキミの花は、赤っぽく見えます。

 赤花のヒサカキをベニヒサカキとして分けることがあるように、赤い花のミヤマシキミは変種のアケボノミヤマシキミとして分けるようです。ただし、花弁全体が赤いのではなく、赤いのは萼片と花弁の裏側。花が開いて白い内側が見えれば、まるで曙のよう。

 「春はあけぼの」。まさに、『枕草子』の世界です。

 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原①―キスミレ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原②―ヒロハノアマナ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原③―カタクリ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原④―ショウジョウバカマとハルリンドウ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑤―ヤマウグイスカグラ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑥―ヒサカキの白い花と赤い花
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑧―アセビとイズセンリョウ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑨―サルトリイバラとアオキ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑩―ミツバツツジとモチツツジ
 【関連記事】「春の彼岸」の葦毛湿原⑪―キジムシロとカンアオイ

 【関連記事】秋葉山お花見ハイキング③―コショウノキ、ミヤマシキミとイズセンリョウ
 【関連記事】2018年、秋葉山お花見ハイキング⑨―コショウノキとミヤマシキミ
 【関連記事】令和の春、初の秋葉山⑤―コショウノキとミヤマシキミ

関連記事