早春の小國神社境内地を歩く④―シタキソウの綿毛
昨年(2019)に引き続き、今年(2020)もシタキソウの綿毛と出会うことができました。
八の字に着くシタキソウの実はすべてが爆ぜていたわけではありませんでしたが、爆ぜた実からは真っ白な綿毛がのぞき、一部は風に舞って近くの枝で一休みしていました。驚くのはその綿毛の長さと美しさ。できれば、綿毛が空を舞う瞬間を見てみたいものです。
これだけの長さがあれば、きっと空高く舞い上がることもできるでしょう。高く舞い上がれば、遠くまで飛んで行き、子孫の生育分布域を広範囲に広げることができることでしょう。逆に言えば、狭い範囲に群落を作ることは難しいのかも知れません。
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