磐田市西島・須賀神社を訪ねる③―二宮金次郎像
須賀神社の境内に、お馴染みの読書をしながら薪を背負う少年の姿。金次郎像です。しかも、今ではほとんど見ることができなくなった青銅製。戦中の金属供出を逃れたのでしょうか?
円柱形の台座に嵌め込まれた金属板に、その答えがありました。
二宮尊徳翁幼時像再建之記
昭和十年十月二十二日
二宮尊徳翁八十年祭記念西島報徳社(明治十五年十月六日結社)銅像建立
昭和十八年 第二次大戦末期 銅像応徴
昭和五十九年七月十五日 須賀神社境内旧地再建 報徳顕彰会建立
・・・とのこと。つまり、この銅像は、金属供出で失われた銅像を昭和59年(1984)に再建したものでした。
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