懐かしい尉ヶ峰に登る③―「おもかる大師」
ハイキングコース入口からちょっと上がったところに立っていたのは聖観音像。その下には「おもかる大師」が祀られていました。
祠の中にあった「細江町万歩会」の解説看板によれば・・・
遠州に住んでいたあるお婆さんが非常に弘法大師を信心して居られました。
或る時山の中で大師像に良く似た石を見付て家に持ち帰りお祭しようと思い願をかけたところ、軽々と持ち上りましたので家に安置しおもかる大師として信心して居りました。
以来このおもかる大師に願を掛けると叶う時には軽く持ち上り叶はない時は重くて持ち上られませんでした。
此の度縁あって、おもかる大師様を此の地に祭ることになりました。
皆様も願を掛けて試して下さい。
若し軽々と持ち上れば願事が叶います。お㐂下さい。
併し若し重く持ち上らなくても悲観しないで下さい。あなたの努力精進と辛抱強く機会を待てば必ず願が叶う時が来ます。
又この大師を粗末に取り扱い思わぬ怪我をされた方がありますから大切にお取扱下さい。
・・・だそうです。
小学生の頃に登った時、「おもかる大師」なんてあったかなあ?その先並ぶ石仏たちは、公園山(細江公園の山)に点在していたものを集めたものでしょうか?
関連記事