木曽駒ヶ岳・夏の高山植物探訪㉗―チシマキキョウとキタザワブシ
「中央アルプス県立公園は国内でも有数の氷河地形を有しており、多くの観光客が訪れる中、これらの希少な自然が人の活動による影響を受けやすくなっています。そこで、この公園を国定公園とし、県立自然公園では設定できない『特別保護地区』を設定することにより、希少な自然の一層の保護を図ります。。また、あわせて国定公園化による知名度の向上を活かし、適正な利活用の推進を図ります。」
・・・と、これは平成31年(2019)3月15日に発表された「中央アルプス国定公園(仮称)公園計画」に関するプレスリリース。千畳敷カールから乗越浄土に至る八丁坂などは、コースにロープが張られ、「高山植物を大切に」「高山植物保護のため きめられた道を歩きましょう」などの表示看板があちこちに掲出されています。
つまり、何を言いたいかというと、今回紹介するチシマキキョウとキタザワブシは、かなり遠くから撮影した写真。ピントが甘くなっていることに対する、あらかじめの言い訳です。
チシマキキョウ
キタザワブシ
それでも、寒さに強いチシマキキョウの花弁の縁や内側に生えている白い細毛を写すことができました。
中央アルプスの高山帯に咲くトリカブトはキタザワブシ。サクライウズとも呼ばれるようですが、ピントも甘いので、キタザワブシとしておきます。
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