自然満喫!「愛知県民の森」④―ミスジチョウ
黒地の3本の白い筋―コミスジはよく見かけるのですが、ミスジチョウと出会ったのはこれが3度目。12都府県で「絶滅危惧種」に指定されているように、出会う機会は全国的に減っているようです。
幼虫の食草は、マメ類のコミスジとは違い、モミジ類の葉(食樹)。杉やヒノキにとどまらず、「かえで展示林」もある樹種豊富な「愛知県民の森」ならではの出会いです。
逆に言えば、ミスジチョウと出会える付近の森林は、モミジ類も生育している混交林だということ。つまり、森林の自然の保全について考えるなら、ミスジチョウともっと頻繁に出会える環境にしなければいけないのだと思います。
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