村山浅間神社を訪ねる⑥―高根総鎮守社
村山浅間神社の背後の山を登ると赤い鳥居の高根総鎮守社があります。
村山修験の開祖「富士上人末代」は、「役ノ行者」修法を継ぎ幾百回の登頂を成し、頂上に大日堂を建て、山岳仏教の基礎を固め、自ら「大棟梁権現」と号し、村山の地にて即身仏となって当山の守護神となった。当社はその霊を祭り、氏神社として氏子の信仰厚く、高嶺総鎮守と称する。
末代上人は、富士山頂に大日寺を構えたとされ、富士山上人とも呼ばれた平安時代末期の修験僧。その末代上人が山麓の拠点にしたのが村山興法寺で、富士山域の回峰行はここを拠点に行われたとのこと。
そして、その村山興法寺がここ。現在の村上浅間神社です。
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