東遠の旧東海道を歩く①―金谷坂石畳
島田に行ったら寄ってみていただきたいところ、それは旧東海道の金谷坂石畳。これは、4年前(2015)5月のレポートです。
江戸時代、東海道が制定されたのは慶長6年(1601)。江戸~京都間の2里(約8キロ)ごとに宿を設定し、山道には敷き石を並べることを命じました。
旧東海道のコンクリート舗装を剥し、かつての面影を復元する石畳として整備されたのは平成3年(1991)のこと。「町民一人一石運動」を呼び掛け、延長430メートルの坂に約71,000個の山石を使って復元されました。
私が歩いたのは、「すべらず地蔵尊」が祀られている六角堂まで。石畳が「すべらない山石」を用いていることに因んで合格祈願の隠れた名所として知られているらしく、祈願絵馬がたくさん吊るされていました。
関連記事