富士山周遊ドライブ⑪―富士先現道祖神と双体道祖神
「白糸ノ滝」の「お鬢水」近くで出会ったのは富士先現道祖神。富士山信仰と言えば、浅間大社や浅間神社など「浅間」と書かれるとばかり思っていたのですが、なぜかこの石碑には「先現」と刻まれています。
調べてみたところ、浅間の表記は時代を追って、「先現⇒仙元⇒浅間」と変遷したとのこと。読みに関しては「あさま」から「せんげん」に変わったとのことですが、その通りだとすれば「先現⇒仙元⇒浅間」の変遷と逆行したことになります。
そして、「あさま」とは南方系言語で火を噴く山を意味するともされ、阿蘇山や浅間山などが例として挙げられていますが、その通りだとすれば、やはり「先現⇒仙元⇒浅間」とは逆。
忍野八海でも道祖神と出会いましたが、丸石道祖神ではなく双体道祖神。路傍の神に送られて山中湖へと向かいました。
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