修禅寺&三嶋大社へ日帰りドライブ⑧―日枝神社
修禅寺の横にある日枝(ひえ)神社は、元々、弘法大使空海により、修禅寺の鬼門を護るために建てられた鎮守の社とのこと。「日枝」とは「比叡」のことで、のちに験道と結びついた山王信仰による日吉(ひえ)大社を勧進したものと思われます。
しかし、ここで1つの疑問が湧きました。
比叡山に延暦寺を開創したのは、天台宗の開祖である最澄だったはず。空海は高野山に金剛峯寺を開創した真言宗の開祖です。
最澄と空海は、延暦23年(804)ともに同じ遣唐使船に乗って中国へ渡った僧。その後、袂を分かち、二人の関係は途切れてしまったと教えられていましたが、ここ修善寺に修禅寺を守護する日枝神社ができたのは、それ以前のことだったのかも知れません。真実はいつも・・・
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