修禅寺&三嶋大社へ日帰りドライブ⑦―「修禅寺」の額と本堂瓦の「修」の字
修禅寺の開創は大同2年(807)、弘法大師空海によるものとされ、約470年間は真言宗に属していたのですが、その後、臨済宗、そして曹洞宗に改宗し、この時、「修善寺」の「善」の字を「禅」に変更したとのことで、唐破風の本堂の正面に掲げられた寺号額は「修禅寺」。そして、この字を書いたのは、明治三筆の一人とも言われた書家であり政治家である副島種臣(そえじまたねおみ)です。
そして、唐破風の奥には豪華な千鳥破風が乗り、軒瓦の先には「〇修」の文字が見られます。
屋根を見上げていた時、妻が気付いたのが瓦のサイズの違い。屋根を覆っているのはよく見る右桟瓦でしたが、「少し小さくない?」と。
とっさに私が答えた理由は「元々は丸瓦と平瓦とで覆った本瓦葺きだったものを、改修の時に桟瓦に変えた時に、瓦のサイズだけは元のままにしたのかも」。真実はいつも・・・
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