伊良湖岬の自然⑥―マサキとトベラの実
「伊良湖岬の自然」シリーズの続きになりますが、これからは後日(1月17日)に再訪問した時のレポートです。1月13日にも歩いた「日出の石門(ひいのせきもん)」ですが、今回は「岸の石門」だけでなく「沖の石門」もしっかりと撮影して来ました。
「日出の石門」へと続く遊歩道脇で、艶やかな葉に赤い実を付けていたのはマサキ(左)とトベラ(右下)です。
公園や生垣などで斑入りのものを見ることが多いマサキですが、これがニシキギ科だなんて、普段はなかなか思いません。しかも、ニシキギやマユミは紅葉して葉を落としますが、マサキは常緑ですから似ていませんよね?でも、こうして実を成らせているところを見ると、「ああ、ニシキギの仲間だな」と納得します。
トベラ科トベラ属のトベラを漢字で書けば「扉」。邪気を祓う木として、節分の日に枝を扉に挟んだところから「扉」と名付けられたとのこと。なるほど節分が近づき、赤い種が顔を出していました。
「日出の石門」に扉はありませんでしたが・・・。
関連記事