夏休み自由研究「地質」①―熊伏山の崩落
「夏休み自由研究」ドライブに出かけたのは、一昨年(2016)の8月。目的は南アルプスジオパークを楽しむこと。兵越峠を越えて下る坂の途中は飯田市南信濃八重河内です。
そこから西に見えるのは熊伏山(1653メートル)から連なる山。東側斜面の崩落が目立ちます。青崩峠から続く熊伏山の東側斜面は中央構造線の破砕帯。内帯に当たる山は風化しやすい花崗岩などで形造られています。
破砕帯の断層谷には小嵐川(こぞれがわ)が南から北へと流れていますが、ここから見える崩落の風景は、中央構造線ジオパークの見所。実は私、高校時代には地学クラブに所属していたんです。
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