鶴ヶ池の「K」の付く自然②―コウホネ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年04月24日 06:19

 鶴ヶ池「K」チームの2番バッターはコオホネ。スイレン科のコウホネの花は、スイレンに比べると小さくて見栄えもしませんが、実は全国28都府県で「絶滅危惧種」の指定を受けている希少種なのです。

 池や沼だけでなく、流れが緩やかな川にも生育し、根茎が骨に似ているから「川骨(コウホネ)」とのこと。このコウホネの根茎は「川骨(せんこつ)」と呼ばれる漢方薬。熱、鎮痛、消炎に効能があり、婦人の月経不順などにも処方されたそうです。

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