賀茂神社を訪ねる④―境内入口の石橋とナギの木

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年02月23日 04:55

 賀茂神社境内へは、池に架けられた石橋を渡って足を踏み入れます。神社の境内は、穢れた人間世界とは違い神の棲む清浄な地。その境界が水で区切られ、架けられた太鼓橋を渡るって足を踏み入れるのは、身の穢れを祓うため。伊勢神宮に入るのに、五十鈴川の宇治橋を渡るのと同じことです。

 そして、賀茂神社にもナギの木がありました。ナギの木があるのは、社殿を囲む玉垣の外。決して大きくはありませんでしたので、賀茂真淵がこのナギの木を見ていたかどうかは分かりません。

 【関連記事】賀茂神社を訪ねる①―賀茂真淵と「明治四十五年五月建之」の社号碑
 【関連記事】賀茂神社を訪ねる②―二葉葵紋と将軍になりそこねた徳川家達
 【関連記事】賀茂神社を訪ねる③―燈籠に刻まれた「國威宜揚」の文字

 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑪―4本のナギの木

関連記事