掛川の町歩きをしたのは、平成29年(2017)12月16日。掛川城公園南西入口に2基の石碑が建てられていました。これらは逆川氾濫の歴史を語る看板。向かって右には「逆川 倉眞川 垂木川 改修記念碑」、左には「逆川改修記念 生々流転の逆川」の文字が刻まれています。
「改修記念碑」は大正12年(1923)1月~昭和7年(1932)4月、「生々流転の逆川」碑は昭和57年(1982)12月~同62年(1987)3月に行われた改修工事の竣工を記念して建てられたもの。
掛川を流れる逆川は太田川水系原野谷川の支流。掛川城のすぐ南を流れ、天然の外堀としても使われていましたが、実は度重なる水害をもたらして来た暴れ川。洪水が発生するたびに堤が欠けることから「欠川」とも呼ばれ、「懸川⇒掛川」の地名となったとのことです。