龍文堂の先に置かれている扁平な石には、「金鳴石」の看板が建てられています。
正面に「支那金鳴石初山永寶」と彫り込まれ独湛禅師が中国より持参されたと言い伝えられる摩訶不思議な石。叩くと澄んだ音がなることから「金鳴石」と呼ばれ、商売繁盛の石「お金の成る石」「宝くじが当たる石」としてお参りが絶えることがない。まず龍文さまに願い事をして金鳴石を叩くとその願い事が叶う。
金鳴石をそばにある石で叩くと、キーンと高い金属音が響きます。私がこれまでに見て来た金鳴石は中央構造線の三波川変成帯にできた輝緑岩だったはずですが、宝林寺の金鳴石が中国から持ち込まれたというのが真実なら、確かにご利益は増すかも知れません。