「時ノ寿の森」で出会ったヤギたち。先に見つけた子ヤギと遊んでいたら、餌をくれると勘違いしたらしいお父さんヤギもやって来ました。
私が生まれた頃、乳が出ない母に代わって私を育ててくれたのは、自宅で飼っていたヤギ。甘いヤギの乳を搾って飲み、栄養不足を補うことで育つことが出来ました。ヤギたちを裏山に連れて行き、辺りに毒草の金平糖(キツネノボタン)がないことを確認し、ヤギをつないだものです。
子ヤギは私の遊び相手。馬乗りになったり、馬乗りになられたり。お父さんヤギが死んだ時、涙をこらえ切れずに大声を挙げて泣いたことも思い出しました。
「♪メエー、メエー、時ノ寿の森の子ヤギ~」。