粟ヶ岳の標高は532メートル。この日(10月9日)の空は雲が覆ってはいたのですが、大井川右岸の金谷には秋の陽射しが降り注いでいました。対岸の島田には日が当たっていませんでしたので、金谷の町が輝いて見えるのが印象的です。
「金谷=金色の谷」だから光って見えると思いたいところですが、「金谷」の地名の由来は別のところにあります。
「金谷」の地名は「当地に住した鋳物師・山田八左衛門が守護神として金山彦命を祀り、屋号を金屋としてことによるという。」(「角川地名大辞典22静岡県」より)とのこと。
それにしても、頭上の雲は次第に厚みを増し、もしかしたら一雨降り出すかも。そんな時、モミジガサでは?
いやいや、所詮はキク科ヤブレガサ属。頼りにはなりません。