自然と歴史の中を歩く!
鎌田山醫王寺を訪ねる⑩―「薬の木」
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん
2017年10月18日 05:10
醫王寺の境内には、大きなクスノキがあります。
枝葉を蒸留して防虫剤を抽出するクスノキの葉を千切ると、確かに樟脳の香りがします。クスノキの名は、この独特の香りから「臭し(くすし)木」が変化したとか、そのものズバリ「薬の木」を語源とする説もあります。
防虫、防臭の効果があるクスノキは、昔から仏像制作の材料として利用されることが多く、それが薬師如来だったら、「薬の木」が他のどの樹種よりも最適。
醫王寺の境内で高く枝を伸ばしているクスノキにも、そんな理由があるのかも知れません。
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる①―百姓積みの石垣
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる②―井波の大工が建てた山門
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる③―山門の親子鶏
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる④―牡丹を咥えた見返り獅子
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑤―「東海の苔寺」
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑥―枯山水庭園
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑦―客殿の彫刻欄間
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑧―鎮守堂の石垣と狛犬
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑨―常夜燈の「菊水」
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑪―刺なし山椒
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑫―秋葉山常夜燈
【関連記事】鎌田山醫王寺を訪ねる⑬―坊中学校の跡
関連記事
「梅雨入り」間近の天竜川河川敷①―イタチハギとナンテンハギ
満開の「渋川つつじ公園」③―センダンとハコネウツギ
「梅雨入り」前の浜北「森林公園」④―ハンカイソウ
5月半ばの五島海岸⑧―ハクチョウゲとスイカズラ
渥美半島・田原の町歩き⑨―「田原まつり会館」
「しんしろまちなか」寺社巡り⑭―八幡神社
満開の「渋川つつじ公園」②―ハクチョウゲとコゴメウツギ
Share to Facebook
To tweet